君に伝えたい言葉があるんだ

急に思ったことを思い留めておくために綴るブログです

KAT-TUNと私の10年を振り返って 前編

 

leciely.hatenablog.com

 ということで、KAT-TUNについて何か書きたい衝動に突き動かされ、自己満足に綴り出したら、思いのほか長くなりすぎ、導入編として一度切り離す事態に。

前回は私がKAT-TUNを知ってから2006年初頭にNEWSにはまるまでをざっくり書いたので、ここからはその続きを。

 

まぁね、NEWSで2006年って言ったらご存知の方も多いとは思うのですが、これですよね、

 

年内の活動休止。

 

受験が終わった私にこの事態はかなり重くのしかかりました。

はまってすぐに活動休止て。そんなことが。

2月くらいにメンバーの謹慎騒動があり、嫌な予感はしていたのですが、まさかのこの事態。

楽しみにしていた新曲、『サヤエンドウ』も、6人での収録となったうえ、テレビでの披露は一切なし。悔しくて悔しくて、このやるせない思いをどこにぶつけてよいのか分かりませんでした。

そして、めそめそする私の耳に次のニュースが飛び込んできました。

 

KAT-TUNデビュー決定。

 

そうか、おめでとう。

でもな、NEWSは活動自粛中なんだよ!

それを尻目にデビューたぁどういった了見だ!!

 (すみません、本当にすみません)

 

若干中学3年生の私はぷんすかぷんすか、憤りながらも、KAT-TUNのデビュー曲Mステ初披露なんかはしっかり見届けつつ、でも友人からのデビュー魂参戦のお誘いはぷりぷり断り、複雑な気持ちでデビュー時の活躍を見届けました。

(デビュー魂のお誘い断ったことはちょっと後悔しています。)

 

この時期のKAT-TUNって、本当にすごかったです。

テレビをつけても雑誌を開いてもKAT-TUNKAT-TUNKAT-TUNばっかり。

ドラマにCMにバラエティに、ひっぱりだこ。

私が好きなNEWSは活動を自粛しているのに…ぶちぶちぶち。

(すみません、本当に)

山Pの抱いてセニョリータに心躍らせ、特に興味のないバレーボールをkitty GYMのために観戦し、NEWSのメンバーが出演するテレビドラマを欠かさずチェックし、文化祭のクラス対抗ダンス選手権ではクラスメイトをバックダンサーに従えて青春アミーゴを熱唱しながらも、一年間、心境複雑でした。

 

ところで、高校1年生となった私のクラスには、KAT-TUNに好意を寄せる女の子がいました。彼女は、上田くんのことが好きなようで、彼のことを「姫」と呼んでいました。彼女は、私に、是非見てもらいたいとDVDを貸してくれました。タイトルは『Live海賊帆』。その時はまだ、DVDの発売から1年ほどしか経っていませんでした。

複雑な面持ちでDVDを受け取った私ですが、帰宅して早速視聴したのです。

 

 

私はそこに、天使を見ました。

 

 

そう。Love in snowを歌う上田くんです。

 

 

白い、白い、透き通るような白い世界に響く甘い歌声、ピアノの旋律、舞い降りる雪。

切ないバラードを歌い上げる、まだどこかあどけないような、それでいて大人びた、そう、まるで白い天使のような彼の表情、しぐさを、神に祈るような敬虔な気持ちで見つめました。

なんて綺麗な人なんだろう。

上田くんについて初めて抱いた感想です。

 

同時に私は、『ムラサキ』にも心惹かれました。

歌の美しさもさることながら、幻想的な紫色のステージで歌い踊る赤西くんも、とてもとてもかっこよかったのです。

 

満足した…と友人に感謝しつつDVDを返却し、その後のKAT-TUNの活躍を今までよりもちょっと気にして追いかけるようになりました。

初めて行ったジャニーズショップでも、NEWSの写真に加え、上田くんの写真を数枚購入しました。

 

KAT-TUNの活躍はめざましいものでしたが、2006年秋、赤西くんが語学留学を発表した時は、私も少なからずショックを受けました。

デビューしたばかりなのに…やめちゃうのかな…

ちょっぴり不安な気持ちで、でもまだまだどこか他人事のような感覚で、報道を見ていました。

そして、冬、2006-2007年のジャニーズのカウントダウンコンサートでNEWSが復活し、嬉しくて嬉しくて、涙を流しながらテレビを見ました。

2007年は復活したNEWSを追いかけつつ、赤西くんが戻ってきてホッとし、原作が好きだった『有閑倶楽部』のドラマを楽しんで見ました。そして、初めて、KAT-TUNのCD、『Keep the faith』を購入しました。

2007年12月、念願だったNEWSのコンサートに初めて出かけました。

今でこそコンサートはどの席でも楽しめますが、残念ながら、ファン歴の浅いその当時の私は、席が遠いことを何よりも辛く思っていました。初めて生で見るNEWSのメンバーを、もっと近くで見たかったのだと思います。

初めてコンサートが、自分の中でちょっぴりほろ苦い思い出となったこの頃から、何故だか分かりませんが、何となく、NEWSを追いかけることに少しずつ違和感を感じ始めていました。

2008年1月、亀梨くん主演の『1ポンドの福音』が始まりました。ドラマは毎週欠かさずチェックし、主題歌の『LIPS』を購入しました。

多分、私の中で完全にNEWSとKAT-TUNの優先順位が入れ替わったのはこの頃だったのかなぁと思います。2007年秋から、2008年初頭にかけて。

感じていた違和感は、気持ちがだんだんNEWSからKAT-TUNへ向かっていたからなのでしょう。

部屋の壁に張られるポスターが、NEWSから徐々にKAT-TUNへと変わっていきました。

ジャニーズショップでは、NEWSよりKAT-TUNの写真を購入する数が増えていきました。

2006年に友人から借りたDVDで気になってから、私はゆるゆると、いつの間にか、 KAT-TUNのファンになっていました。

この間およそ1年半。

 

…長かった。

…ここまで長かったです。

 

このブログを書きながら改めて自分のファン人生を振り返ってみて、この人いつKAT-TUNのファンになるのかと、もしかしたらこのままならないんじゃないかと、若干ひやひやしましたが、無事ここまでたどり着きました。

よかったよかった。

 

ここから本格的に私のKAT-TUNファンとしての活動が始まりますが、パソコンのキーボード打ちながら息が切れてきたので、続きは後編にバトンタッチします。

初心者がいきなり大きなテーマで慣れないブログを書くからこういうことになるのです。反省。

 

ではまた後編にて。

 

 

 

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